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地球科学研究分野の紹介


気象(カイツーン)実験

気候学・気象学
 地球の大気現象の水平的、時間的変化を、大・中・小のスケールに分けて、相互の因果関係を究明しています。本学では、地表面付近の微気象現象から、地球的規模の大気大循環にいたるさまざまな気象・気候現象の研究が行われています。
地形学
 山地や河川、海岸などの地形がどのようにして形 成されているのか、これから先どのように変化して ゆくのか、野外調査および室内実験の両方から研究 しています。
水文学
 自然界の水循環とそれに関連する河川、湖沼、地下水等の現象を研究する学問分野を水文学といいます。応用分野には水資源開発、水質汚濁防止、地盤沈下、水環境の保全等があり、本学では、降水、蒸発、浸透、流出、水質形成等のプロセス研究と水文現象の地域研究を行っています。
人文地理学
 人文地理学は、地表のさまざまな事象のうち、人文現象を対象として、それを地域的観点から考える ものです。本学で取り扱う分野は、国内外の農業・ 農村、都市、交通など多方面にわたっています。 地表の社会・経済的な事象の研究開発のみならず、 文化的事象にまで及びます。
地誌学
 取り扱う内容は人文地理学とほぼ同じですので、 多くの場合共同で研究することになります。しか し、どちらかといえば人文現象の地域性の解明に 特色があります。諸現象の伝播、法則的傾向を分 析するための計量的手法の開発と応用、現象と環境の関係など、さまざまな見方をします。

フズリナ化石(秋吉台の石灰岩)

地史学・古生物学
 地層と化石を層序学的に研究し、日本列島の地史 を古環境、構造発展史などの面から検討しています。化石は主にフズリナ、小型有孔虫、放散虫、サ ンゴ、腕足類、貝類、生痕化石などを扱います。
地層学
 地層ができ上がっていく過程とそこに働くいろいろな作用、生成場所の環境とその復元などを研究対象とします。そのために地層の生成の順序、地質時間面、地層の積み重なりと分布な どを扱います。
構造地質学
 大陸・海洋などの大構造などの状態やその形成過程を明らかにします。地域的な調査と共に、褶曲・断層といった地質構造要素の成因の探求も行っています。

地層の堆積異常(北海道釧路炭田地域)

岩石学・鉱物学
 地球科学の最も基本的な分野の一つです。岩石学は、地殻やマ ントルの構成物質である岩石の組織・産状・組成な どを調べ、その成因を探求しています。鉱物学は、地球物質の最小の基本単位である鉱物の 化学組成、光学特性、その他の物性、結晶構造と組織、成長条件と過程などをX線、各種分光及び化学分析法、 各種顕微鏡等を用いて研究しています。

輝安鉱Sb2S3(ルーマニア産)

地球資源科学
 金属・非金属などの有用資源が地球の進化のどのような課程で生じたのか、また資源の利用はどのような環境問題と関わっているのか、主に地球化学的手法を用いて研究しています。


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